税の作文を書きたいが、どのようなテーマにすればいいか全くわからないような人もいるのではないでしょうか。
税の作文のテーマとしては消費税が考えられますが、消費税のテーマは多くの人が書くため他の人とかぶることもあるでしょう。
このようなときは、次のような税の作文のテーマがおすすめです。
- 最近改正された税
- 国の方でも共感できるだろう
- 過去5年間程度で見たのは1回〜2回程度である
ここでは、このようなテーマの中で、最近改正された税についてご紹介します。
税の改正された内容や作文の書き出しなどについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
自動車税
自動車税は、納めるのは年に1回だけということでも、税額としては結構高めになっています。
しかし、どのように自動車税が使われているか知っている人はあまりいないのではないでしょうか。
自動車を持っているときは、自動車税を必ず納める必要があります。
税の作文のテーマとしては身近な例であるため書きやすく、親にも聞きやすいものです。
自動車税は、小さい自動車をメインに2019年10月から税率が引き下げられたため、税の作文のテーマとしては非常におすすめです。
しかし、自動車税は納めても、意外とどのように使われているかはわかっていないでしょう。
自動車という名称であるため、自動車に使うものであると思っている人もいるかもしれませんが、使い道は実際には決まっていません。
自動車税の分類としては、使い方を行政ごとに決める普通税になります。
税の作文を書くときは、自動車税のことを普通に書いても独自性がないため、例えば、自分が住んでいるところで「最近直された」というようなところを探してみましょう。
自動車税は納めるのが当然であると思って考えるのを止めがちですが、もう一度その意味を考えてみることによって、新しい発見があるでしょう。
ここでは、自動車税がテーマの税の作文の書き出しの例文についてご紹介します。
「毎年春になると、母親が封筒を見ながら「今年も来た」とポストの前で呟やきます。よく見てみれば、市役所から自動車税を納めるようにと送られてきたものでした。」
ゴルフ場利用税
ゴルフ場利用税は、スポーツにおける税ということで誰でも知っているでしょうが、ゴルフは趣味として父親が興味を持っているようなものです。
ゴルフ場利用税は、特異な税で別のスポーツにはないものです。
ゴルフ場がある自治体だけがゴルフ場利用税を課すことができますが、財源としては相当大きなものになっています。
というのは、ゴルフ場がある自治体は、特産物などが多くなく、開発しにくい原野や山が広がっているためです。
売りが何もない自治体にとっては、ゴルフ場利用税は貴重なお金が入る制度でしょう。
ゴルフ場利用税を止めようという動きもあったそうですが、このような理由から存続するような法改正が平成31年にあったため、税の作文のテーマとしてはおすすめです。
さらに、ゴルフ場利用税は、18歳未満の人は納める必要がないということもあります。
普段は税としてあまり知られていないことなどを書くといいでしょう。
ここでは、ゴルフ場利用税がテーマの税の作文の書き出しの例文についてご紹介します。
「自分の父親の趣味はゴルフです。必ず数ヶ月ごとにゴルフに行くくらい好きで、休日には自分も父親にゴルフ練習場に行って教えてもらうときもあります。何となく「ゴルフなど大人がやるものである」というようなイメージがあり嫌いでしたが、最近、自分もゴルフが本格的に好きになり、父親がよく行くゴルフ場に一緒に連れていってもらいました。」
たばこ税
たばこは、ニュースなどでは年々値上がりしていると話題になっています。
しかし、実際には、外国と比較すれば、たばこ税はそれほど高くないことがわかります。
例えば、2018年に財務省が公表した「日本とアメリカを比較したレポート」では、たばこ税は1箱当たり平均的に次のようになっています。
- 日本は245円
- アメリカのそれぞれの州は約300円
- EUに加盟している国は約370円
このように、日本のたばこ税は結構高くなっているような感じがしますが、外国に比較するとまだ低くなっています。
たばこ税は、税率が段階的に2021年までアップするということが決定しています。
このような外国のたばこ税と日本のたばこ税を比較しながら、「たばこ税が高くなるのはわかっているのに、たばこをまだ止めないのか?」というような意見を書くと、結構独自性が出るでしょう。
ここでは、たばこ税がテーマの税の作文の書き出しの例文についてご紹介します。
「父親は自分よりお小遣いを多くもらっていますが、父親はたばこが高くなったといつもいっています。たばこは、だんだん値上がりしているようです。そのため、母親はたばこなど止めるといいといっていますが、自分もその通りと思います。」